経済情勢は大丈夫?

フィリピン経済の現状と今後の展望を知る上で、その成長の確固たる証明となるのは、やはり「数字」でしょう。

経済成長が今後ますます見込まれるフィリピン

今年6月に発表された世界銀行の国内総生産(GDP)成長率に基づいた経済見通しを紐解くと、15年に前年比6.5%アップ。さらに17年までに毎年前年度比6.3%と安定した上昇気流にあることが伺えます。

さらに金額に換算してみると13年のGDPは1.5兆円程度でしたが、16年には2.5兆円と飛躍的な成長が見込まれているのです。

こうした成長の背景には、フィリピンの地元紙が原油安の恩恵と主要輸出国である日本の経済回復によるところが大きいと論説しています。さらにインフラ関連の支出を加速させる動きも、フィリピン経済成長の下支えとなっているとみているようです。

またペソ高による個人消費がフィリピンの景気拡大を牽引していると分析するシンクタンクもあります。

経済成長率はASEAN諸国のなかでもトップクラス。近年外国企業が多く進出していることからも、フィリピンの成長性が伺えるでしょう。

都市開発も盛んで、首都マニラや一大ビジネス街を形成している商業都市のマカティなど、ビジネス拠点が構築されています。日本ではどちらかと言えば観光産業のイメージが先行しているフィリピンですが、アジア地域の新しいビジネス拠点としても注目を集めています

英語を公用語としていたり、若年層の労働力にも恵まれていて、物価上昇率も年2.9%程度と安定して推移している点も、投資環境としては魅力です。

今後さらなる成長が見込まれる反面、それを主導していく政治的な安定性は必要条件とも言えます。その意味で2010年に就任したアキノ大統領政権が担ってきた役割は、決して無視できないものとなっています。

2016年には次期大統領選挙が予定されています。こうした経済成長を背景にして、今後安定した政治経済を推進できる政権が維持できるか注目されています。

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